読書のキロク「離島発 生き残るための10の戦略」

今年の2月、ある仕事で島根県隠岐郡海士町に行ってきました。

元々、様々な地域の取り組や、まちづくりをされていて(民間図書館もあるそうです)多くの若者が移り住んでいると聞いていたので仕事とはいえ、行けることになりワクワク。

飛行機とバス、フェリーを乗り継いで、東京から5時間。移動にこれだけの時間をかけたのは久しぶりだったので、着いたときにはちょっと海外気分でした。

仕事があったので、あまりゆっくり見れなかったけれど、でも島全体に活気を感じました。過疎化が進んでいるというけれど、様々な改革をされているんですね。著書である山内さんは、その改革を先頭になって進めていた方。(現在は、退職され後任の方が町長をされていました。)

「ないものはない」と、言い切った町長。「最後尾から最先端へ」。その言葉どおり、10年以上の長い歳月をかけて今もなお、進んでいる。

先行きの見えない世の中だけど、だからこそ、できることもきっとある。そんなことを思わせてくれる1冊でした。

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